【助けて】『Virtual Insanity』のあの部屋に閉じ込められた!!

音楽

ジャミロクワイ (Jamiroquai) は、イギリスのアーティスト。アシッドジャズの世界では最も成功したグループのひとつ。バンド形態をとるがリードボーカルのジェイソン・ケイのソロユニットであり、「ジャミロクワイ」はユニット名であると同時にケイのステージネームでもある[1]。1992年にデビュー後、インコグニートブラン・ニュー・ヘヴィーズ、ガリアーノ、コーデュロイ等の1980~年代のロンドンを本拠地とした面々と共に台頭。以降その音楽活動は、ポップ、ソウル、ジャズファンク、ロック、エレクトロニカ等ジャンルを限定しないもので、個性的な音楽的立ち位置を模索してきた。世界中で3500万枚以上の売り上げがある[2]

wikipediaより引用


ピピピピ

いつものようにスマホのアラームによって起こされた。

「あれ…?」

しかし、そこには見たことのない天井が広がっていた。

自分の部屋のベッドで寝てたはずなのに、見知らぬソファに寝ていたようだ。

どこだ、ここは?まだ夢を見ているのかな。

とにかく、この部屋から出て早く会社に行かないと。

今日は大事な会議があるんだ。

眠い目を擦りながら立ち上がった。

なんとも無機質な部屋だ。コンクリート打ちっ放しの壁にソファが2つ。

それ以外は何もない。

だんだん怖くなってきた。まじでどこ?

もしかして、誘拐された?

とにかく、早くここから出よう。

私は少し混乱しながら歩き出した。




その時だった。







「ドガガガガガガ」

凄い勢いでソファが私を目掛けて迫ってきたのだ!!

「ぎゃーーーーーー!」

まずい、壁とソファに挟まれる…!

ピョン!

自分でもびっくりするぐらいの距離を飛び退けて、なんとか事なきを得た。

何なんだ、一体。

怖すぎる。早くここから出なければ。







「バサバサバサバサ!!!」

うわっ!!!

何だ何だ、今度は。

「カラス…?」

なんと、部屋の中をカラスが飛んでいるではないか。

一体なぜ…。

「…あ!!」

この部屋、見覚えがあるぞ!

迫り来るソファにカラス、間違いない!

ジャミロクワイの Virtual Insanity の部屋だ!!!

Jamiroquai – Virtual Insanity (Official Video)


何という事だろう。

よく見たら、めっちゃデカイ謎のゴキブリもいる。

あと、ソファの下から血のような液体も流れているではないか。

間違いなくあの部屋だ。

なぜ私がこの部屋にいるのかはわからない。

しかし、とにかくここから出よう。

部屋を出ると、同じく無機質な廊下が続いていた。

出口はどっちだ?

すると、風が吹いてくるのが感じられた。

出口か、もしくは窓がある証拠だ。

とりあえず風が吹いてくる方向へ向かう事にした。


どんどん風が強くなってくる。

出口は近いぞ!!

でも、、なんか風強すぎないか??

歩みを進める程、どんどん風の勢いが増していく。

その時だった。











白い服のおっさんたち「うわあああああああああ!!!!」

突然、白い服のおっさんが複数人、こちらに向かって吹き飛ばされてきた。

ドサドサドサ。

白いおっさん「イテテ…」

「ええええ、大丈夫ですか?!」

白いおっさん「む、貴様は誰だ!!」

「わ、私は気づいたら”あの部屋”にいた者です!」

白いおっさん「そうか、新入りか…。災難だったな」

「ど、どういうことですか?あなた達は一体何なのですか?なぜ急に吹き飛ばされてきたのですか?」

白いおっさん「わかった、説明してやろう。まず、我々は君と同じく気がついたら”ここ”にいた者だ。そして、十数年経った今も”ここ”から出られずにいるのだ」

「な、何ぃいいい!!」

このおっさんたちは私の成れの果てということか…!?そんなの嫌だ!

「な、なぜ出られないのですか?こんなに風が吹いているということは、出口か窓があるということですよね?」

白いおっさん「ああ、おそらく出口はある。しかし出られない。なぜなら、その出口から吹き出す風があまりにも強すぎて吹き飛ばされてしまうからだ!!

「そんなバカな!!」

白いおっさん「しかし、君も見ただろう。我々が吹き飛んでくるのを。もう十数年あの風に立ち向かっているが、未だに出られた者はいない。」

確かに、白いおっさん達の足は、丸太のように太かった。

長い間、ずっとあの風に立ち向かうことで鍛え上げられたのだろう。

しかし、そんなおっさん達ですら出られないなんて…。

「じゃあ、ずっとここに閉じ込められたままということか。そんな…。」

白いおっさん「そうだ。我々はずっとあのカラスとゴキブリだけを食べてなんとか生き延びてきた。」

まじかよ。


白いおっさん「しかも、中にはあのソファに轢き殺された者もいた。あのソファから滴る血はその時の血だ。」

まさか、あのジャミロクワイのPVの部屋が、こんな地獄のような場所だったなんて…。

「う、うわああああああああああ!!!!!」

私は半狂乱になりながら走り出した。

どこに向かっているのかもわからないまま。

気がつくと、またあの部屋に戻って来ていた。

相変わらず、ソファが不規則に動き回り、カラスが飛んでいる。

どうすればここから出られるんだ…。




ふと、あることを思いついた。

いや、そんなに上手く行くはずがない。

しかし、やるしかない。

何もしなければ、ずっとこのままだ。

「ええい!!!」

私は勢いよく壁に向かって走り出した。

そして、思いっきり壁に激突した。



すると、

「ニュルン」

なんと、壁をすり抜けたのだ!!

まるで、Canned Heat のPVのように!!!

Jamiroquai – Canned Heat (Official Video)



出られた…!!!

見覚えのある部屋だ。

間違いなく私の家の部屋だ。

出られたんだ!!ついに!!

やったーーーーー!


でも、一体なんだったのだろう。

もしかしたら、夢でも見ていたのかな。

とにかく、早く会社に行かないと!















家のソファ「ドガガガガガガ」

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